しがないラノベ読みの、徒然なるままに。

徒然なるままに、パソコンに向かって……レビューや思ったことを書くだけの自己満足なブログです。

コミックス雑談『3D彼女 リアルガール』

 はい、一週間ぶりの更新です。

もう少し更新しろよという声が聞こえてきそうですね……

申し訳ございません、なるたけ更新するようにします!!

 

さて、今日は息抜き。(手抜きともいうw)

たまにはラノベ以外の紹介でもしましょうか。

今回の紹介はこちらです、少女漫画なのはヒジリらしくということで(笑)

 『3D彼女 リアルガール』

作:那波マオ

 

~あらすじ~

つっつんこと、筒井光はアニメやゲームのバーチャルな女の子で満足している高校生。ある日、プール掃除を一緒にやるハメになった、派手でツンツンしてて男グセの悪い完全リア女・色葉がナゾの急接近!「あたしと付き合って」って…いやいやいや…あんたとオレ、接点なさすぎですからっ!! 大人気!少女漫画界最弱男子とリア充女子のありえない純愛、新装版でスタートです!

 

はい、ということでなんとなくで読み始めたラブコメです。

つっつんのオタク具合もさることながら色葉の言動もなかなかのものがあります。

全12巻で、徐々に仲を深めていく二人ですが、すれ違いや思い込みなど思春期の男女らしいお付き合いというか、見ていてニヤニヤしたりイラっとしたりと、こっちまで二人の恋愛にあたふたしてしまうぐらい読めば読むほどのめり込んでいくような作品です。

ネタバレをしないようにごまかしながら話すと、12巻の序盤までが高校時代、12巻後半は社会人編みたいな感じです。

12巻までに育んだ愛情が、いろいろあって壊れたりもしますけど、最後はお約束というか、きっちりそのあたりのフラグを回収してくれます。

全員が全員幸せになれるわけでもなく、喜怒哀楽にあふれる人生を歩むだろうけども。それでも創作の中では最終的にみんなが笑って幸せならそれでいいやって思えますよね……つっつんと色葉、そして高梨や石野さん伊東に綾戸さんが幸せであることを願いますよ。

この3D彼女 リアルガールですが、2016年に完結しているものの、今年の4月にアニメ化、9月には実写映画化、そしてアニメ2期も決まっている、乗りに乗っている作品です。

全12巻と少女漫画にしては比較的短いので、読みやすいのではないでしょうか。

まあ、コンテンツのクオリティも高いのでそちらから入るのもいいかもしれません!

 

では、次は予告していた『失恋探偵ももせ』のページで会いましょう!!

お相手はヒジリクリュウでした。

 

 

読みやすさ→★★★★☆

内容→★★★☆☆

恋愛指数→★★★★☆ 

気ままなラノベ雑談『読者(ぼく)と主人公(かのじょ)と二人のこれから』

はい、本日も岬鷺宮先生特集ということで、第二弾!!!

すみません、仕事がなかなか修羅ばってたので更新が遅くなってます……

そんな復帰二日目&第3回目の雑談作品はこちら……

読者と主人公と二人のこれから (電撃文庫)

読者と主人公と二人のこれから (電撃文庫)

 

『 読者と主人公と二人のこれから』

著:岬鷺宮

絵:Hiten

 

~あらすじ~

――だから、わたしの初恋はエピローグのあとに始まるのです。

この物語さえあれば、他に何もいらない。この小説『十四歳』と、その中に確かに息づく主人公、トキコがいれば――
だが、彼女は俺の前に現れた。
灰色の毎日の始まりになるはずだった、新学年のホームルーム。黒板の前に立った彼女こそは、俺が手にした物語の中にいたはずの「トキコ」だった。
不器用に近づいていく二人の距離。
物語の中にいる「トキコ」と、目の前にいる「柊時子」のあいだで、奇妙に絡まってゆく想い。出会うはずがなかった読者と主人公の物語。その結末にあるものは──。

 
 岬鷺宮先生特集と勝手に銘打って、記事を書く第2回です。
今回は先日紹介した『三角の距離は限りないゼロ』と同じ、高校で世界観を持つ作品を紹介します。
 
『読者(ぼく)と主人公(かのじょ)と二人のこれから』は先日紹介した、四季と秋玻・春珂の3人と同じ高校に通う細野晃と柊時子の物語です。
今回も、ネタバレ少な目、抽象表現・自己満足なヒジリ的感想でお伝えします!!
 
晃が出会った一冊の本からストーリーはスタートすることになります。
その晃の出会った小説こそが、時子の姉である柊ところが描く『十四歳』でした。
『十四歳』の主人公であるトキコに共感した晃は、入学式でトキコに瓜二つの時子に出会うことになります。
 
時子とクラスメイトとの会話を何気なく聞いていた晃は、時子が返事に困っているのに気付き、ダメもとで『十四歳』に出てくる、内容を聞くことにします。同じ答えが返ってきたことに驚く晃と時子は、やがて少しずつ話をしていくことになります。小説内のシーンをなぞりながら話を進める晃と小説の内容通りに答えていく時子。
そんな晃は堪らず小説に関する質問をして、時子に小説を読んだ事を明かします。時子は小説の中のトキコ=時子ということを明かします。
そして、時子は晃に対して学校生活を送っていく中で助けてほしいと願い、晃は時子に対する願いを受け入れることになります。
この時点で『読者(ぼく)と主人公(かのじょ)』の2人の関係がスタートすることになります。
 
2人の関係がスタートしてからしばらくしてから、晃の小学校の時からの幼馴染である、『三角の距離は限りないゼロ』にも出てくる広尾修司と須藤伊津佳がそろって晃のところにやってきて、時子も含めて遊びに誘います。カラオケや勉強会など徐々に4人で過ごすことも増えてきて、少しずつ関係に変化が出てきます。
そして勉強会の後に、晃は『十四歳』の作者にして時子の姉であるところに会うことになります。ところは次回作があることを伝え、晃を登場させたいという風に言います。
 
そんな2人の関係が少し進展したのが、時子の家を出た後での会話でした。晃が修司と須藤を避けている理由や、小学校の苦い思いでなど……今の晃ができた理由がここで明かされます。
正直な話、晃の失敗した話はだれでもやってしまうことだと思います。受け取り方次第で言葉は傷つける武器にもなれば優しく守る武器にもなる、そして喜ばせるプレゼントにもなります。
だからと言って、晃のやり方を否定してしまうことではないのでしょうが、ちょっと極端というか少し思いつめすぎな面を感じました。でもこの出来事があったからこそ、こうして時子との関係が気づけてると思うことにします。
 
お互いの関係が進展していく中で、晃はあることを理由に時子を拒みます。それを気付かせたのは須藤でした。須藤は離れていく晃と時子の二人を見て、自責の念に駆られることになります。それだけ晃と時子の関係は薄氷のようにすぐに壊れるような関係だったのだろうかと思うこともありますが、実際は『十四歳』がなければ成り立たない関係だったので、遅かれ早かれ迎える試練だったのかもしれません。
そんな状況で晃はところと会うことになり、ところから次の原稿を見てほしいといわれます。
その原稿は『十五歳』……『十四歳』の続刊でした。
そこから先詳しくは書きませんが、時子の気持ちを改めて小説を通じ知ることになる晃は、自分の溢れる気持ちに向き合い、時子と話をすることとなりました。
読者と主人公がもう一度『小説』を通じて向き合い、お互いの気持ちを確かめ合うことになったのです。
 
えっと、今回はあらすじにのっとりながら書いてみました。
時子と晃ってすごく似た者同士だと思うんです。お互いを大事にしているところとか、遠慮しいとか。
感想としては最初から最後まで飽きの来ない、おいしいロールケーキなんですよ。
最初は柑橘フルーツ系の酸味のある感じでさっぱりなんです。途中修司と須藤が出てきたあたりは、抹茶と餡子……といいますか程よい甘さと苦さがあって、それでいて風味豊かな感じで。で、時子を拒むシーンあたりは完全なビターチョコのクリームで生地もそれほど甘くなく、苦さの際立つ感じで。それでいてほのかに甘い、甘い飲み物に会うよに研究された高級ケーキのような味わいです。
そして最後は、生クリームたっぷりに、フルーツの甘さがたっぷりの味なんです。そして飲み物ももちろん甘くおいしいミルクティー。
 
全体としては甘く、そしてほのかに酸っぱいそうこれこそ青春の味(笑)
 
ほんと『三角の距離は限りないゼロ』でも言った通り、学園ラブコメ好きにはたまらない一冊だと思います。
だから今回もこのセリフを残して、行きます。
 
学園ラブコメがお好きな方は是非読んでみてください、いや読みましょう!
 
次の岬鷺宮先生紹介の作品は、ヒジリ一押し『失恋探偵ももせ』を取り上げていくことにします。
次もまたお付き合いください。
そして岬鷺宮先生特集はまだまだ続きますけど、合間合間でほかのラノベも紹介していきます!!
 
では、またどこかで。
お相手はヒジリクリュウでした。 
 
読みやすさ→★★★★★
内容→★★★★☆
恋愛指数→★★★★★
甘酸っぱさ→★★★★★ 
 

気ままなラノベ雑談『三角の距離は限りないゼロ』

えーっと。

大変申し訳ございませんでした!!!!!!

ブログ全く更新してないです、本当にすみません。

 

なので今日から頑張ります(小声)

そんな復帰最初&第二回目の雑談作品はこちら……

 

三角の距離は限りないゼロ (電撃文庫)

三角の距離は限りないゼロ (電撃文庫)

 

『 三角の距離は限りないゼロ』

著:岬鷺宮

絵:Hiten

 

~あらすじ~

僕と「彼女たち」の不思議で歪な三角関係。その距離はどこまでも限りなく、ゼロに近づいていく――。

 人前で「偽りの自分」を演じてしまう僕。そんな僕が恋したのは、どんなときも自分を貫く物静かな転校生、水瀬秋玻だった。けれど、彼女の中にはもう一人――優しくてどこか抜けた少女、水瀬春珂がいた。
 一人の中にいる二人……多重人格の「秋玻」と「春珂」。彼女たちの秘密を知るとき、僕らの関係は不思議にねじれて――これは僕と彼女と彼女が紡ぐ、三角関係恋物語
 
 えー今日からしばらくは岬鷺宮先生特集と勝手に銘打って、記事を書いていきたいと思います。
 
この『三角の距離は限りないゼロ』は、『読者と主人公と二人のこれから』の主人公たちと同じ高校に通う、水瀬秋玻・水瀬春珂と矢野四季の物語です。ちなみに『読者と主人公と二人のこれから』は明日(更新出来たら……)紹介します!
 ここからは作品紹介と、ヒジリ的感想を。今回もネタバレ少な目、抽象的自己満足な感想を。 
 
小説の冒頭、池澤夏樹氏の『Still Lives(スティル・ライフ)』の話からスタートします。池澤夏樹氏といえば他にも『マシアス・ギリの失脚』や『静かな大地』など小説・論評・翻訳など多岐にわたり活躍されている方で、声優の池澤春菜氏のお父様でもある方です。
僕が読んだ感想は真っ先に、このスティル・ライフの冒頭がこの小説の本質的なところを示しているんだろうなとおもいました。 
 
自分を偽る事で居場所を作る四季と、1人にして2人の水瀬秋玻と春珂。
四季は罪悪感を覚えながらも偽り、秋玻に対する気持ちを隠し、春珂のためを思って行動する。
秋玻は春珂のためにと自分の気持ちを隠し、春珂は四季の秋玻に対する気持ちを理解し、秋玻が不自由なく学校や日常を過ごせるように頑張っていく。
 
そんな1人と2人がお互いのためを思いすれ違っていく様は、切なく、苦悩が垣間見えるのですが、どこか眩しく輝いているように感じます。
そして物語が進むにつれ、3人の関係も崩れることになるのですが、それをフォローしていくのが千代田百瀬先生でした。
百瀬に背中を押された四季が、もう一度2人に向き合う姿は胸を打たれるますし、何より秋玻が一歩前に進もうと決意する姿は物凄く心を揺さぶられるます。 
 
もうね、甘いんですよ。ものすごく最後のほう甘いんですよ。最初ブラックで飲んでた珈琲が途中煮詰まってすごく苦く、濃くなったのがいつの間にか角砂糖が溶けないくらい入った甘いコーヒに代わって最後なんか某黄色いコーヒー(M〇X……)にさらに練乳ぶち込んだみたいな甘さなんですよ。
もう見悶えるくらい青春してるんですよ、うらやましい。
 
そして、百瀬がものすごくいい先生になってる!(←ここ重要)
あの失恋探偵の時の百瀬はどこへ行ったのだろうというくらい、しっかりされている。
でもそんな姿もいい…… まあ、とりとめもなくいろいろ書いたのですが、言いたいことは一つ。
 
学園ラブコメがお好きな方は是非読んでみてください。
できれば、明日紹介予定の『読者と主人公と二人のこれから』を読んでから読んでもらいたいです。
本当に岬鷺宮先生は青春群像を描かせるとうまいなと改めて思っております。 
 
読みやすさ→★★★★☆
内容→★★★★★
恋愛指数→★★★★★
 
 

気ままなラノベ雑談『りゅうおうのおしごと!』

皆様ご無沙汰しております、ヒジリクリュウです。

ここ2週間いろいろありまして更新できておりませんでした、

これからは少しずつ更新していきたいと思ってます~

 

さて、ここからはラノベ雑談です。

第一回目の雑談はこちら……

今何かとアニメ化で人気が出ているこの作品のご紹介です。

りゅうおうのおしごと! (GA文庫)

りゅうおうのおしごと! (GA文庫)

 

 『りゅうおうのおしごと!

著:白鳥史郎

監修:西遊棋

絵:しらび 

 

~あらすじ~

 16歳にして将棋界の最強タイトル保持者『竜王』となった九頭竜八一の自宅に押しかけてきたのは、弟子を名乗る小学三年生の少女・雛鶴あい(きゅうさい)だった!?
「え? ……弟子? え?」
「……おぼえてません?」
 憶えてなかったが始まってしまったJSとの同居生活。ストレートなあいの情熱に、八一も失いかけていた熱いモノを取り戻していく――。
 ガチ将棋押しかけ内弟子コメディ、今世紀最強の熱さでこれより対局開始!!

 

アニメでは、竜王戦第7戦の八一の姿からスタートしています。

そして場面が変わり、自宅に帰った八一があいと会うというストーリーでしたが、

 

原作の最初は八一と師匠である清滝九段の師弟対決からスタートしています。

しかもしょっぱなから50歳のおっさんの……(笑)

 

いやはやこのあたりのぶっ飛び具合は、白鳥先生らしいといいますか、『のうりん』で培われた?といいますが、とりあえずページを捲るたびに吹き出しそうになります。

さて、あまりネタバレするのもあれなのでヒジリ的な感想をいいますと。

 

大きく分けて第一譜(章)から第五譜(章)までの構成でその中に細かい場面展開がなされています。

テンポよく物語が進んでいく中で、細かい場面転換にもタイトルがついていて、たとえば『クズの恩返し』や『惨劇の朝』などこれなんかのパロディ?なんて思っちゃったりするようなタイトルもありますが、とにかくテンポがいいです。

で、肝心の内容ですけど将棋知らなくてもある程度は読めます。

将棋の内容も巻数を重ねていくことに入っては来るのですが、それ以上に人と人の勝負を描写している場面が多いです。

特に今回の山場はあいと「浪速の白雪姫」空銀子女流二冠との対決です。

読んでるこっちまで熱く、のめり込んでいく。そのくらい情熱にあふれる場面でした。

 

将棋界といえば羽生名人の永世七冠や中学生棋士藤井五段の誕生など、多くの才能あふれるそして、私のような凡人には触れることのできない世界だと思ってました。

確かに、今後も触れることはそうそうないでしょう。

でも八一やあい、銀子やほかのキャラクターを通じて、白鳥ワールドの中に生まれたこの将棋界を通じて少しでも将棋を知って、好きになる人が出てきて、実際の将棋に触れくれる人が増えてくれればと思います。

 

ラノベをあまり読んだことがない人、将棋には興味のない人そんな方でも楽しく読める作品だと思います!

 

読みやすさ→★★★☆☆

内容→★★★★★

 

ブログ 新規? 再開? しました。

みなさま、こんにちは。こんばんは、おはようございます。

とりあえず全ての時間帯の挨拶、かぶせてみました。

 

さて、ヒジリクリュウと申します、初めての方はお気を確かに(笑)

そうでないかたは、本当にありがとうございます。

 

簡単な自己紹介をしますと、中学の時にライトノベルに出会い、

高校時代からライトノベルに関する放送をして、

ライトノベルについて大学では少し研究材料としてしまうくらいにはのめり込んでいました。

そして社会人になり読書量が減る一方だけれども頑張って読み返し始めたしがないラノベ読みの私、ヒジリクリュウです。

最近滅多にライトノベルについて語ったりすることがなく、寂しい一方。

Twitterで上がってくる方々を始め多くの書評サイトを運営されている個人の方のブログを拝見し、再熱したのがきっかけでした。

今後は、少しずつではありますが新作やシリーズ物を中心に紹介し、少し昔の作品についても多く紹介していけたらと思っております。

今後ともおつきあいのほどよろしくお願いいたします。

 

大寒過ぎの1月某日

ヒジリクリュウ